裸眼とメガネのギャップ「Seeing New York」
目の悪い人が体験している世界
目の悪い人には周りの風景がどう見えているのか。これは目の良い人にはわからない世界ですよね。それをちょっと面白く見せてくれるページを見つけました。
見えるところが全てじゃないんだって教えてくれた | roomie(ルーミー)
映し出される風景の動画写真(実はアニメGIF)と、その画像の中にかざされたブラウンの縁取りのメガネ。メガネのレンズ越しの風景はくっきりはっきり見えますが、そのレンズの外側は視力0.1くらいのぼやけた世界。
視力の悪い人にはおなじみの光景でしょう。
裸眼とメガネのギャップ
目の悪い人の裸眼で見る世界と、メガネで見る世界にはこれだけのギャップがある。見えないって本当にボヤけて認識出来ないんだなと再確認出来る画像ですね。
裸眼で見える世界と眼鏡を掛けた視野のギャップを、ニューヨークのワンシーンでGIFアニメにした「Seeing New York」がどことなくメランコリックで素敵な情緒を生み出しています。
メランコリックって言われるのがわかります。メガネを最初にかけた時の感動を思い出すようで、ちょっと雰囲気がありますもの。
目の良い人と目の悪い人とのギャップ
目が良い人の中には、もしかしたら「メガネをかけると頭が良さそうに見えていいな」と思われる人もいるかもしれません。実際、小学校の時にメガネをかけていた私にそう言ってくる人もいました。
その時の私は斜視の為のメガネをかけていましたが、「んなことあるわけないでしょ!」と思いつつ、ハハハと笑ってごまかすことしか出来ませんでした。
その後、中学に入った頃から視力が落ちて行き、高校でコンタクトにしてからは急降下。あっという間に0.1まで落ちました。コンタクトを外すと本当にこの画像の通りのぼやけた世界しか見えず、すぐにメガネをつけないと歩けないくらい。辛かったですね。
視力を落としたのは、暗い所で悪い姿勢でマンガを読んでいたせいで、それだけ視力が悪くなってからそのことを後悔しましたが、その時は視力回復の方法なんて知らないし諦めるばかりでした。
ギャップから世界観を鑑みてみる
そこに写し出される世界観はまるで、自分が直接見ているもの以外は実はおぼろげに見えているだけなんだ、という何とも言えない人生観を教えられているかのようです。
うーん、うーん。確かにそういう見方もあるかもしれないですね。目の良い人でも、見たいもの以外は実は見えていないという事実もありますしね。
目の悪い人はくっきりはっきりの世界もボンヤリの世界も知っています。そういう意味では、目の悪い人は色々な世界を知っているという違う言い方も出来るかもしれないです。
でもね、やっぱり、出来れば子どもにはこんなボンヤリした世界ではなく、明るくはっきりした世界で生きて欲しいんですよね。親のエゴですねー。