『集中力』があると視力低下になるって?
『集中力』が仇になる?
持っていると良いと言われる「集中力」 。勉強でもスポーツでも良い意味で使われることが多いですよね。実際良いことなのだと思いますが、これが実は近視クン、近視チャン達には大きなネックになります。
通常、子供というものは長時間同じものに連続して集中することは性質的に難しく、小さな一点を凝視し続けることも苦手です。飽きっぽくすぐに興味が次々移っていきます。
良い集中力と良くない集中力(眼にとって)
もちろん、子どもは大好きな遊びには夢中になりますが、それは
- ブロックをあちこち動かすことへの集中
- 積み木をひたすら組んでいくことへの集中
- 車を一列に綺麗に並べていくことへの集中
です。確かに自分の目の前のものには集中していますが、その時の視点は、あちこちに細かく動き続けていますよね。それが、集中してても近視にはならない良い集中力と思います。
でも、同じ遊びでも、
- 小さなゲーム画面を凝視する集中力
- “知恵の輪”のような、手元の一点を凝視する集中力
- 細かな字を読む集中力
などはどうでしょうか?
はい。こちらは集中し過ぎると近視になりやすい悲しい例です。眼をあまり動かさないことにより、眼の筋肉が固まりやすいんですね。
近視になりやすい子の特徴
長男こーぺーは、正視で良く物事が見えていたからでしょうか。2、3歳の頃から2時間の映画を平気で観て、また本をいくらでも眺めていることが出来ました。
「うちの子って天才!?」
と親バカは思いましたが、仇になりました。ただ単によく見えていたから理解もしやすかったのでしょう。
そういう子どもの場合は、静かでいいなぁ、なんて思わずに積極的に外に連れて行くことで本を取り上げないといけなかったようです。
我が家はそれなりに外遊びもしていました。ゲームも持っていなかったし、テレビは1日30分~1時間でした。それでもクセ(習慣)の力はおそろしく、ハッと気付くと進んでいるのが近視だということがよくわかりました。
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