メガネをかけると視力が落ちる
「メガネをかけるともっと目が悪くなる」?
「メガネをかけると視力が更に低下する」ってよく言いますよね。私もよくそう聞いていました。
そして、自分自身のメガネのかけ始めや、また目の悪い周囲の人たちの話を聞いていても、やっぱりメガネをかけたり、コンタクトを始めたりしてから、更に視力が落ちたって言葉ばっかり聞きます。
眼科の先生は「メガネをかけたから視力が落ちたということはない」とおっしゃいます。なのに、メガネをかけ始めたが最後、検診の度に視力が落ちていく人の多いこと。(自分も含め)
「メガネだったんだけど、目が良くなったからメガネがいらなくなった」なんて話はあんまり聞くことがない。特にコンタクトになるとほとんどない。
メガネをかけたけれど、視力が戻った人たち
でも、よくよく探してみたら意外にいました。「受験の時に目が悪くなってメガネを作ったけど、大学に入ったらいらなくなった」「車の運転用に作ったけど目が良くなったから使ってない」
なぁんて羨ましい人たち!自然に回復したなんて。よくよくそんな人たちの話を聞いてみると、「メガネは作ったんだけど、かけるのがイヤだから普段は外していて、授業中に黒板の字が見えない時だけ使ってた」とか「勉強しなくなったら視力が戻った」とかでした。
メガネを作っても、視力が落ちた人間と落ちない人間がいる。それは一体、どこが違うの?
視力が戻った人たちというのは、一時的に目が悪くなったことがあっても、その後その環境が改善されたり、必要な時以外は使わない=目を酷使しないということが自然に出来ていたので、特にこれといった「視力回復」をしなくても視力が戻ったんですね。
そう、私はメガネを悪者にしていますが(「メガネがここまで嫌いな理由」参照ください。)でも、本当に悪いのは、メガネではなく、かけている人間。つまり自分自身だったんですね。
- メガネの使い方が悪かった。
- 目が悪くなる環境を改善出来なかった。
じゃあ、どういう使い方をすれば、メガネをかけても視力が落ちないでいられるの?
長くなるので、「メガネをかけても視力を落とさないようにするには、その1」につづきます。