宮本武蔵の「観見」より。大事な視力を鍛える方法

宮本武蔵と目力

宮本武蔵は目が良かったでしょうか?

当然、良かったでしょうね。
何と言っても剣豪ですから。

大分前ですが、テレビで放映されたキムタクの「宮本武蔵」を見ましたが
たくさんの相手をバッタバッタと斬っていく姿に惚れ惚れしました。

視力が悪かったら、相手の動きが見えないから
視力がすごく良かったに違いない。

確かにそうです。
でも「見る」力は、私達が今一般に言う「視力」だけではありません。

 

静止視力と俯瞰視力(周辺視野)

学校の視力検査で行う、輪っかの上下左右、どこが切れているのかを当てて
遠くからでも小さいものが見える力。
これは「静止視力」です。

宮本武蔵はこの視力が良かったのでしょうか?
いいえ、宮本武蔵はこの「視力」は重視してなかったようです。

宮本武蔵は「五輪の書」の中で
「観見二眼(かんけんにがん)」という奥義を残しているそうです。

戦いの時は大きな視野でものを見ることが大事である。
目には『観の眼』と『見の眼』があるが、心で見る『観の眼』を強くし、
目で見る『見の眼』は弱くするといい

だそうな。

『観の眼』とは、全体を俯瞰する視力。
いわゆる『周辺視野』ですね。

剣道などをやっている人はわかると思いますが、
相手と対峙した時に、相手の竹刀の先だけ見ていては反応が遅れます。

相手の身体全体を俯瞰して初めて
相手の動きに対応した自分の動きが出来るのです。

合気道では相手の手首を掴むなどの型を習いますが、
先生はおっしゃいます。
「『手首を掴もう』と思っては手首を見ていてはうまく掴めない。
相手の身体全体を見て、手は引っ掛ければいい」

合気道は自分からは積極的に仕掛けません。
来たものに対処する武道です。
だから特に『観の眼』が大事なのです。

 

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周辺視力を鍛えるとスポーツが得意に、事故を回避出来る

この周辺視力が良いと、日常生活でいいことが増えます。
特に身を守る力が増えます。

視野が広ければ、自分に近付いてくる自転車や車の影が
ぼーっとしていても入ってきます。
当然、避けられます。

今は電気自動車も増え、静かな音で近付いて来る為
気付くのが遅れることも増えています。

自転車でお年寄りを引いてしまった子供の事件なども
問題になっていますが、
これも周辺視野が広ければお年寄りの姿を捉えて
もっと早く回避行動がとれていたはずです。

また、ボール投げも同じです。
サッカー選手、バスケットボール選手は
皆、周辺視野がとても優れています。

そうでなければ、ゴールを目指しつつ
パスを回して、ガードに入る敵をよけて
またボールを受け取ってゴールすることなど不可能ですからね。

 

歩きスマホでも周辺視野は可能か?

ちなみに、スマホを凝視しているのは『見の眼』です。
凝視しています。
歩きスマホがどれだけ危険かわかりますね。

え?
「スマホを周辺視野」で見るから大丈夫だって?

それが本当に出来ればいいですが、
小さな画面、小さな文字。
そしてつい興味を引いてしまう内容の閲覧。

周辺で見てるつもりが『見の眼』になってしまいますよ。

今日のポイント!
目を使うときは、脳を使うとき!

目力アップさせましょう!

 


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