子供、10代、20代に増えている白内障の簡単チェックと対策
< 白内障の発症率 >
- 50代:2人に1人(50%)
- 60代:5人に4人(70%)
- 80代:ほぼ全員
上記が白内障の現状でしたが、最近は若年化が進んでいます。
以下で、白内障の簡単チェックをしてみましょう。
- 目が疲れたり、かすむ
- 小さい文字が読みづらい
- 物が二重、三重に見える
- 暗いところでは、物が見えづらい
- 老眼鏡や近視用の眼鏡が合わなくなった
- 明るいところにいると、まぶしい
- 同じ明るさでも、以前より暗く感じる
- 物が以前と違った色に見える
- 老眼鏡をかけてもよく見えない
- 一時的によく見えることがある
前半の5つは、老眼などの場合もありますが、後半の5つの内一つでも当てはまると白内障の疑いが高く、また糖尿病やアトピーを持っていると更に白内障の危険度が上がるそうです。
「老眼」は40代から始まると言われ、「最近少し見えにくいのは老眼が始まったせいか」と軽く考えがちですが、本当は「白内障」予備軍かもしれません。
白内障の症状と原因、対策法について下に続きます。
白内障とは? 白内障の2つのタイプ
「白内障」とは
目のレンズの役割をしている水晶体が白く濁り、視力低下、かすみ、ぼやけなどの症状が現れること。
水晶体は外からの光を集めてピントを合わせています。この水晶体が白く濁ってしまうと、集めた光がうまく網膜に届かなくなったり、視界がぼやけるなど、本来の水晶体の機能が果たせなくなります。
そのために異常にまぶしく感じたり、いつもより暗く感じたり、物をハッキリくっきりと見ることが出来なくなるのです。
では次に、片目ずつテストします。
左目でも右目でも、どちらかの目で下の画像の中央の黒丸をじーっと見つめてください。
ゆがみやボケ、欠けはありませんか?
片方が終わったら、もう片方の見え方をチェックしてください。
このシートは「加齢性黄斑変性症」を発見するためによく使われるチェックシートなのですが、視界のどこかが「かすみ」「ボヤけ」ていたら、どちらの目のどの箇所がボヤケているかを確認しておきましょう。
視界の端の方がぼんやりとしている場合
>> 「加齢による白内障」と思われます。
中央、視点の集まる、本来は一番くっきりと見えるはずの箇所がぼやけた場合
>> 紫外線、ブルーライト、また放射線など「外的影響を受けての白内障」の可能性があります。こちらは40代以下でも起こります。
白内障が起きた原因によって「水晶体の濁り」位置が違う
通常の「加齢による白内障」は水晶体が外側部分から濁っていくのですが、紫外線や放射線などの影響を強く受けた水晶体は、中央から濁っていくという報告が上がっています。
この「中央から濁る白内障」が、最近、お子さんや若い方に増えているようです。
紫外線などの有害光線や、放射線などの影響を受けやすい若い人にこそ起きやすく、重篤化もしやすい眼病かもしれません。
また、小さいお子さんほど「正しい見え方」がまだ確立しておらず、言葉で伝えることも難しい為、発症に気付くのが遅れがちです。早めに気付き、また積極的に対策を取っていきましょう。
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