「寝ながらスマホ」は失明を起こす!?

夜、眠る前に部屋の電気を暗くして「ちょっとだけゴロ寝スマホ」してませんか?

管理人はやってます。いえ、やってました。
でも今日からは絶対やらないようにします。

「寝ながらスマホ」は「失明を起こす」と知ったからです。

確かに、目に良い習慣ではありませんが、本当に失明するほど危険なのでしょうか?

 

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「寝ながらスマホ」で片目に失明を起こした二人の女性の例

以下、イギリスで発表された論文からです。

22歳の女性は夜になると右眼に視力障害が起きるようになった。物体の輪郭だけしかわからないのだ。目や脳の検査、MRIにかけても異常はない。視力障害を起こしやすい循環器系の検査をしても問題がない。ドラッグも酒も飲酒もやっておらず、食生活も問題ない。

40歳の女性は、起床後の15分間、片側の目に失明が起きた。脳の血流異常を疑われアスピリンを処方するが改善せず、検査しても視力や眼自体に異常は見つからない。

二人の共通点は以下の通り

  • 視力以外には異常がない
  • 片目にだけ現れる視力障害
  • 限られた時間だけ障害が起きる
  • スマートフォンを使用して少しすると発症

ということは、スマートフォンが何か関係しているのではないか? と思いますよね。

    よくよく聞いたら、それぞれスマホとこんな付き合い方をしていたそうなのです。

  • 一人は、夜、眠る前に暗闇の中で。
  • もう一人は、朝目覚めて起き上がる前に暗闇の中で。

 

暗闇の中でスマホをいじると、目はどうなるのか?

この症例を受けて、イギリスの研究者が暗闇でのスマートフォンの使用について検証を行いました。

通常、目は、レンズを通して入ってくる光の量を調節して視力を調整しています。明るい戸外から暗い洞窟に急に入ると、目が慣れるまでに少し時間がかかります。これが「暗順応」です。

逆に、暗い場所で急に明るい電気をつけると、最初は眩しくて目を開けていられず、瞼をおろして目を守ります。それから徐々に目を慣らして、明るい中でも物が見えるようになっていくのが「明順応」です。

上の二人の女性患者はベッドで横になってスマホを操作していました。

その時、何が起きていたかというと、片目は枕などによってスマホの光が入らない状況にありました。つまり光の当たらないその目は「暗順応」し、もう片方はスマホの光によって「明順応」していたことになります。

暗闇の中で、そのスマホの光を突然消すとどうなるか?
片目は「暗順応」している為、周りが暗くても、ある程度の風景が見えます。でもスマホの光を浴びていた目は光が足りないので、全くの暗闇になってしまいます。それで脳は混乱を起こし、失明したと慌てるわけですね。

でも「暗順応」も「明順応」も光をうまく取り込む為、人間の身体に自然に備わっている能力であり、異常ではあります。だから時間が経過すれば、目は光量を調節して、ちゃんと見えるようになるのです。

寝ながらスマホでの明順応と暗順応

上のグラフは、明るい所から暗い所に入った時に、目が順応して見えるようになるまでの経過時間を見たグラフです。「暗順応曲線」もしくは「明順応曲線」といわれるそうです。(『もっと知りたいLED証明』より)

グラフから、時間が経つと同時に物が見えるようになる最小輝度(光の量)が減っていくのがわかりますね。

ちなみに、このグラフで興味深いのは、明るい>暗いへの順応は時間がかかるのに、暗い>明るいには短時間で見えるようになるということですね。

というわけで、スマホの明かりが片側の目だけに当たっていた場合、そのスマホの明かりが消えた瞬間、光が当たっていなかった片目は暗闇に慣れているので周りの風景が見えるのに、もう片目は全く見えないという事態が発生し「異常だ!」と慌てるわけ。

つまり「寝ながらスマホ」で直接、目の異常や失明が起きるわけではないのです。ただ、目が暗順応するスピードが遅い為に、しばらくの間目が見えなくって「失明した?!」と思うわけなんですね。

・・・「寝ながらスマホ」で失明しないなら、別に寝ながらやってもいいんじゃない?

 

「寝ながらスマホ」の便利おたすけグッズ

で、実際に「寝ながらスマホ」をやる人の為に、様々な便利・お役立ちグッズが発売されていました。

寝ながらスマホやらタブレットやらを持ち上げていると、当然手がしびれてきて疲れます。
というわけで、スタンドが付いていて、スマホなりタブレットなりを手で持ち上げなくても操作が簡単に出来るようなグッズが開発されたということなんですね。

「必要は発明の母」ですな。


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寝ながらスマホ

でも、この体勢をキープ出来るのならば、確かに「寝ながらスマホ」ではあるけれど、上記の女性二人のような「片目だけ明順応」しての失明疑惑は起きにくいかもしれません。

 

「寝ながらスマホ」しても本当に失明はしない?

上の実験結果だけを見ると、

  • 両目を使うようにする
  • 見えなくても目の反応なので仕方ない

そう認識していれば、見えなくても目が失明したわけではなく、目の反応として一時的に見えにくくなっているだけとわかって安心します。
目に悪い影響はないようにも思われます。

でも、本当にそうでしょうか?

私達は通常、利き目で物を見ていると言われています。

そしてスマホやタブレットなどの光はLED。
LEDは蛍光灯とは違い、光が真っすぐに進む性質を持っています。

ということは、本人は両目を使って画面を見ているつもりでも、実は利き目の片目の奥にだけ、真っすぐスマホの光が入っているという状況が起きるということです。

ブルーライトは波長が短く、眼筋を酷使しがちな上に、角膜や水晶体を通り抜けて目の奥まで到達する性質を持っています。

眠る直前の暗闇の中、体は副交感神経を優位に切り替えようとしているのに、ブルーライトは逆に目覚めさせようと交感神経を刺激して体内時計を狂わせてしまうといったことが起きるのですね。

では、起きる直前ならいいのでしょうか?

 

「寝ながらスマホ」やるなら、就寝前? 起床後?

就寝直前よりは、当然、起床後がいいでしょう。

ただやはり、暗闇でのスマホはNGのようです。

というのも、周りが暗い中で明るい画面を見ると、コントラストの差が激しすぎて、目のピントを合わせるのにとても苦労するから、目が疲れやすくなるのです。

朝、目覚めたばかりでまだ寝ぼけている目に、いきなり強いコントラストの情報が入ってきたって、目としては叩き起こされるようなもので目も眼筋も疲れるでしょう、脳だって情報処理が追いつかないでしょうね。

せめてカーテンを開けて部屋を明るくして体内時計をリセットし、徐々に光に目を慣らしてからの方が、目と脳と健康の為には良いと思われます。

というか、スマホ自体が電磁波とか健康に悪いものですしね。
でも、それを言ったら・・・ねぇ。

とりあえずは、目に異常が現れてないから大丈夫と考えない方がいいでしょう。
目の反応が追いついていないことに気付いていない可能性もあります。

  • 目の標語
  • 「歩きスマホ」が流行りだけれど、
    こっちも危険だ「寝ながらスマホ」

以上、「歩きスマホ」とは別の意味で、将来的な眼病リスクを高める、とっても怖〜い情報でした。


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