視力低下が進むと失明してしまう???
視力低下が進むと失明してしまう???
秋になってきて、日が暮れるのが早くなりました。
夕方は光が消えるのが早くて、視力がついていかない気がします。
秋は視力の低下を自覚しやすい時期なんですね。
さて、視力の低下が早いと
失明してしまうんじゃないかと心配になりませんか?
でも、「単純な視力低下が原因の失明はない」と言われています。
目の失明は目の疾患が原因で起きるようです。
例えば、怖いのは「網膜剥離」です。
「網膜剥離」は、網膜から神経網膜が剥がれることにより、視力・視野を失う病気
とWikipediaにはあります。
目(……というよりも眼球の内部ですが)は、硝子体というドロドロした物体で満たされているのですが、年を取ったり強い衝撃を受けたりすると、眼球の内壁にくっついている網膜に裂け目、切れ目が出来、その穴から硝子体が網膜の外側に漏れ出ます。
牛乳の膜のような薄いものを想像してみてください。それが綺麗に伸ばされて内壁にくっついているならいいのですが、何か他の物にべちゃっとくっついて引っ張られたらどうなるでしょうか?
内壁との間に別の水分が入ってきたら?
網膜は、光をキャッチして視神経へ信号を送るという役割があります。カメラのフィルムのようなものです。フィルムがまっさらな状態でないと、ピントを調整して綺麗に映像を映し出すことは出来ないですよね。
だから「網膜剥離」が起きると失明してしまうのです。
加齢なら多少は仕方ない部分もあるのですが、事故や怪我でそのようなことが起きたら大変ですよね。。。
だから、頭や目に強い刺激がいかないよう気をつけましょう。
「目をこすってはいけない」は、ここから来ていたのですね。