目薬ミドリンMは本当に視力を回復してくれるのか

視力検査で引っかかって眼科に行くと、最初に処方されるのが「ミドリンM」という名前の目薬かと思います。でも、この「ミドリンM」って本当に視力を回復してくれるんでしょうか?

megusuri

 

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「ミドリンM」ってなに?

「ミドリンM」ってよく聞きますが、一体なんでしょう。一言でいうと参天製薬が開発した検査用目薬です。以下、ミドリンMに関する資料です。

「ミドリンM点眼液0.4%」はトロピカミドを主成分とする調節麻痺・散瞳点眼剤です。(中略)虹彩括約筋及び毛様体筋を完全かつ持続的に弛緩させますが、アトロピンよりも作用発現時間及び持続時間が非常に短い代表的な超短時間作用型の副交感神経遮断薬であり、欧米諸国及び日本において眼科領域の検査薬として汎用されています。(中略)小児に投与する場合には全身の副作用が起こりやすいので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。特に低出生体重児では徐脈、無呼吸等が起こるとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。

禁忌として「緑内障及び狭隅角や前房が浅いなどの眼圧上昇の素因のある患者」には投与しないようにともあります。

 

どうして検査薬を治療薬として使うの?

本来は、眼底検査で瞳孔を開くための検査用目薬だそうです。副交感神経の活動をおさえることで、瞳を大きく開くように作用します。また、目の緊張状態をといてくれるので、それが近視改善に繋がるとのことで、仮性近視用の治療薬として使われるようになったようです。

我が家でも、「仮性近視かも?」と診断時にこの「ミドリンM」を処方されました。

私たちは通常、近くにピントを合わせる時に毛様体筋を伸ばして目のレンズ(水晶体)を厚くしています。「近視」とは、その毛様体筋が伸びすぎて縮められなくなった時に起こります。だから、目薬をさすと一時的に毛様体筋がほぐされて、目のレンズの厚みを調整していた筋肉の緊張がとけるため、レンズの厚さをきちんと調整することが出来るようになり、遠くを見る視力が回復します。

特に、子どものうちはまだ毛様体筋が柔軟なので、強制的に元の状態に戻してあげることでその状態を覚えて、近視が治る、というわけなのです。

 

「ミドリンM」を使っていいとき、悪いとき

でも、「ミドリンM」には副作用があるとよく言われます。特に小さい子どもにつかう時には注意が必要だそうです。が、私の行った眼科ではそんなことあまり強く言われませんでした。「異常があったらまた診察にきて」くらいです。

そんなことは病院でも薬局でも常に言われることなので、その時はそんなに気にしませんでしたが、副作用があると聞くと当然怖くなります。愚痴になりますが、もう少しちゃんとわかるように伝えて欲しかったです。

で、使っていい時ですが、瞳孔が強制的に開いてしまうので、眩しくて目を開けていられなくなります。だから、外で遊んだりするのはNGです。どうしてもの時はサングラスをするように、とありますが、その前に出かけないで済む時間にさせばいいのです。

つまり、夜、眠る前にさしてあげればいいのです。これならもう眠るだけなので危険はありません。

我が家の失敗談ですが、目が疲れているだろう時間(夕方)によく考えもせずに「ミドリンM」をさしてしまった日がありました。そうしたらその後は普通に積み木で遊ぶことすら出来ず、「ボーッとして何も見えない」とゴロゴロ倒れることになりました。市販の目薬とは全然違うということをきちんと理解していないバカ親でした。

また、人によっては頭痛が出たりするようです。これは眼圧が上がるためのようですかね。充血したりすることもあるようです。「そんな症状が出たら使用を中止して眼科を受診してください」と言われます。

 

2週間だけ、の期間限定ということ

当然、「ミドリンM」は強い薬なので、やはり長期的には使いません。眼科でも一本だけ処方され、「2週間後に来てください」と言われました。

2週間、きちんと一日一回点眼することで視力が戻れば「悪かった視力は仮性近視でした。本当は見えますね。大丈夫です」と言われ、「少し様子を見ましょう」の一言で母は安心し、そして元の生活が戻ります。

が、様子を見るってなんでしょうか?様子だけ見ていても、目の使い方などを劇的に変えない限り、視力はまた落ちていくことが多いと思います。だって、近視になったのには近視になっただけの理由がほとんどの場合にはあるので。。。

 

「ミドリンM」をやめるとどうなるか?

「視力が戻って良かった」と目薬をやめて少しして、しばらくするとまた学校の視力検査があります。その時に良い視力をキープ出来ていたらいいのですが、また徐々に下がってしまっていることが多々あります。でも、また眼科に行って「ミドリンM」を貰えばいいや、と思いますよね。

が、2度目、3度目は薬の効きも弱くなります。筋肉が元に戻りにくくなっているのです。そして近視が改善されないとなると「そろそろメガネを作ったらどうですか?」と言われるのです。

「様子を見ましょう」で、本当に様子を見ていただけでは、ズルズルとメガネ道に引きずり込まれてしまいます。眼科というのは、ものもらいや目の病気、そんな人もたくさん行く所。だから、近視を治すことに対して積極的に動いてくれる眼科の先生なんてほとんどいないんです。。。

もしくは、病院にワックが備え付けられていたら、それをすすめられるでしょう。それをネタに定期的に受診することをすすめられます。でも、そこにも落とし穴があります。詳しくは「ワックの機械で視力は回復できる?」をご覧ください。

仮性近視用目薬「ミドリンM」で視力回復した?」はこちら・・・

 

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もし今まで良かった視力が、「ポケモンGO」で急に落ちたなどの場合は「『ポケモンGO』で落ちた視力、どう回復する?」をご覧ください。視力低下してすぐなら、早めの対応で視力回復の可能性が高まります。(2016年9月更新)

 


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