運転中の『ポケモンGO』は5人に1人。事故に巻き込まれないコツ

 

「あ、ポケモン!」
と道路で立ち止まる小学生。

同時に、すぐ近くを走る車の運転手がチラとスマホに目を落とし、
「お、レアキャラクター!」

双方ともスマホ画面に目を落としたまま。
数秒後にどうなるかは想像に難くないですね。

え?
歩き『ポケモンGO』はやってないから大丈夫だって?

いいえ。
残念ながら、そうとも言い切れないのです。

運転手は下を見たまま、スピードも落ちないまま
車が真っ直ぐこちらに突っ込んでくるのです。

これを避けるには、どうすればいいのでしょうか?

 

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走行中の『ポケモンGO』5人に1人高速移動中の恐怖

先日、ツイッターのビッグデータ分析から『ポケモンGO』と交通事故との関係を数値化した結果が報告されました。

pokemon Go driver

米・サンディエゴ州立大学の研究チームは、7月10日から7月19日までの間、Twitterに投稿された“ポケモン”と“自動車運転”が組み合わさったツイートをランダムに4000件収集して分析した。一方で各地で発生した『ポケモンGO』絡みと思われる交通事故の情報を逐一入手した。

 分析の結果、4,000件のツイートの約3分1(33%)は、“自動車運転”に関連した状態(運転者、同乗者、歩行者)で『ポケモンGO』によって注意散漫になっていることを示していたという。自身がゲームにハマってしまっている場合もあれば、その場にいる他者がハマっているのを目撃しているケースもある。

分析した中で、明らかに車の運転者が『ポケモンGO』をしていたと思われるツイートは18%で、同乗者が『ポケモンGO』をしていたと推測されたのは11%、歩行者が路上で危険な状況に直面していると思わせるツイートが4%あったという。

研究チームは一方でこの期間中に『ポケモンGO』が原因の自動車事故を14件特定している。これらのことから研究では、『ポケモンGO』はドライバーにとっても歩行者にとっても新たな交通事故リスク要因になっていることが指摘されることになった。

「ビッグデータ分析で『ポケモンGO』の交通事故リスクを検証!運転中にプレイしていたのは何%?(infoseekニュース)」

こちらは10日間の分析ではあるものの、非常に高い割合で自動車と『ポケモンGO』が関係しているのがわかりますね。
もちろん運転手ではなく、同乗者が後ろの席などでやっているケースも入っているでしょう。

でも、その同乗者が、突然
「あ! レアキャラクターだ! 車止めて!!」
「お願い! その角曲がって!!」

・・・なんて、耳元で叫んだら?

運転手はびっくりして一瞬判断ができなくなりますよね。

  • 急に曲がろうとして、歩いていた人に接触したり
  • 急ブレーキをかけて追突事故が起きたり
  • ハンドルを切り損ねて壁に激突したり

上記データは「ポケモン」と「自動車運転」が組み合わさったツイートをランダムに収集して分析した結果ではありますが、運転中の人は「ツイート」&『ポケモンGO』&「運転」の3つはさすがに出来ません。
出来たとして「運転」&『ポケモンGO』くらいでしょうか。

そして実際に事故が起きた時、運転手や同乗者が「すみません。ポケモンやってて事故りました」って素直に証言するでしょうか。多分しません・・・いや、絶対しませんね。呆れられ、怒られるのわかってますものね。

ということは、出ているのは氷山の一角ということ。実際はもっと多くのポケモン事故が起きていることでしょう。

 

『ポケモンGO』で事故に遭わないために出来ること

まず、自分は安全な位置を確保してゲームをプレイするのは当然のこと。
次に、自分に向かってくる危険から身を守ることです。

最近増えているのが電気自動車。
これは通常の自動車よりもエンジン音が小さく、接近に気づきにくい。

通常のガソリン車なら角の手前でも横道からやってくる車の走行音が聞こえるのに、電気自動車だと気付けません。後ろからやってくる場合も、ふと気配を感じて振り返ると後ろにいた、といった程度です。

普通の状態でもそうなのに、もし「ポケモンのBGMを聴きながら探したい」と、イヤホンをしていたら?
完全に気づきませんね。ガソリン車でも気付けないでしょう。

「片耳イヤホンならOK」との書き込みも見つけましたが、その昔、片耳イヤホンでオーディオブックを聴きながら徒歩通勤していた経験から断言しますが、片耳も危険です。

もちろん全く聞こえないとは言いませんが、「半分以下」しか聞こえません。

音声に集中していて反応が鈍くなるのはもちろんのこと、片側の耳が空いていても脳がもう片方の耳に気をくばってるせいか周りの音が聞こえにくくなるのです。

じゃあ、イヤホンしてなければいいのか?
といえば、イヤホンをしていなくても、画面に目線を落としているだけで脳はそちらに集中してしまっているでしょう。

というわけで、やっぱり『ポケモンGO』は危険のない安全な場所で、且つ止まって行うのが基本です。

ちなみに近所の大きな公園には、以下の看板が立っていました。

ポケモンGo注意喚起看板

公園内にはマラソン用のトラックがありますが、そこを自転車も多く通行しています。
もちろんウォーキングしている人も。
よほど事故が多いんでしょうね。

 

自分が『ポケモンGO』をやっていなくても事故に遭うのを防ぐ

自分が事故を起こすかどうかについては、安全な場所で止まってプレイすればいいのですが、実は一番こわいのは巻き込まれる事故。

自転車運転中の人が『ポケモンGO』をやっていたり、
もっと怖いのは自動車運転中の人が・・・!

そういう相手には、こちらが先に気づいて逃げるしかありません。自衛です。
事故って障害を負ったら、悲しい将来が待っていますから。

    「自転車や車に突っ込まれない為のポイント」

  • 運転者と目を合わせる
  • イヤホンをつけていないか目視する
  • 手にスマホなどを持っていないか予測する

これを守れば安全かというとそうとも言えないのですが、最低限の確認ポイントです。
もし目が合ったように感じても、こちらを見ていないこともあります。
イヤホンがなくても、車内スピーカーで通話中かもしれません
スマホをハンズフリーにしているかもしれません。

それに対して、こちら側の対策は以下です。

  1. 歩道の上に上がる
  2. 車との間にガードレールなどの防護柵を挟む

もしこういった避難先がなく、より強い危険を感じたら、迷わずに家の中やガレージの中に逃げこみましょう。
ガレージの中には自転車などがあるので、最悪でもこちらがペシャンコにつぶされることは避けられますし、事情を知ればその家の人もわかってくれて不審者扱いはされないでしょう。

本来ならば睨みつけるなど、自分の存在をアピールする手段も有効なはずなのですが、『ポケモンGO』プレイ中、スマホ通話中の人は周囲の状況にひどく無頓着です。
本人は見えているつもりでも実際は見えていません。こちらの存在はないものとして扱われていることも多いです。

こちらが先に避けるのは悔しいと感じるかもしれません。
でも正面衝突して勝てるなら戦ってもいいですが、圧倒的にこちらが不利なので真っ先に逃げましょう。

逃げる時の注意がもう一つ。
迷わず明確に、逃げる方向を相手に示すことです。

運転者は危機に直面した瞬間、互いの進行方向から判断して一番よいと思われる方向へハンドルを切ります。
管理人も若かりし頃に車で追突した経験から、カンマ1秒・走馬灯の世界で、ありとあらゆる可能性をシミュレーションして事故を避けれる手段を選択しようとしました。

ブレーキはもちろん踏みますが、それでは間に合わないかもと判断した時に、左右のどちらにハンドルを切るのがリスクが少ないか考えるのです。物に当てるか人に当てるか、二択しかなければ物に当てようとします。

だから「危ない」と思ったら、「自分はこちらに逃げる」と相手にわからせることが重要です。
一瞬でも迷ってウロウロすると、運転者の判断もその分遅れて、より接近してしまいます。

でも、いざの時は恐怖で足がすくんで動けなくなるケースも多いです。
これは普段から常に危険がないか、もしの場合はどう動くかをシミュレーションしながら歩くクセをつけておくと、非常時に無意識に体が動いて対応できますよ。避難訓練みたいなものですね。

 

今後、『ポケモンGO』の規制はどう進むか?

また先日、お台場でレアキャラクター「ラプラス」をゲットしようと、200人くらいが高速道路に乱入しようとした事件などを受けて、日本の警視庁も運営会社と協議をしたとのこと。

今後は、いろいろな地域で「立ち入り禁止」「『ポケモンGO』禁止」区域が増えることでしょう。
ますます『ポケモンGO』への風当たりは強くなり、法的な規制も整備される可能性があります。

「ポケモンGOが原因の事故続発!ネットでは法規制を求める声も」

 

ちなみに先の交通事故リスクの記事の続きで、研究結果を発表したチームは今後について以下の提言をしたそうです。

幹線道路や広い駐車場などではゲームそのものを出来なくすることや、移動中のアクセス制限をさらに厳格化(時速10マイル、約16km/h)することなどだ。

「外に出て楽しむことが支持されていますが、ユーザーに危険性を再度知らしめるためのポリシーメーカーとリーダーが必要とされています。同時に何らかの手段で規制することも考慮しなければならないでしょう。一部の人々が道路上でプレイしようとしたり、車の中でもアプリを立ち上げようとすることに理解を示すわけにはいきません」と研究を主導したサンディエゴ州立大学のジョン・エイヤーズ氏は「Reuters」の記事で語っている。

元のソース:reuters「Phone game Pokemon GO distracts driver, pedestrians」(英語)

 

「他人を巻き込まず」
「他人に巻き込まれず」

安全に・楽しく・ポケモンGOと付き合って行きたいですね。

 


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