ハロウィン仮装はしてもコンタクトはNO!角膜損傷で失明!?
ハロウィンですね。
・・・が、注意!!
仮装はしてもコンタクトは付けない方がいいです。
1日だけだから
短時間だから
と装飾用コンタクトをつけて、角膜感染症・角膜炎を発症した例があるそうです。
装飾用コンタクト=コスプレカラコンで視力低下 → 失明?!
「装飾用コンタクトレンズ」は
「コスプレカラコン」として、
楽天などで販売されています。
時期的に、今がかき入れ時ですね。たくさん売ってます。
蜘蛛の柄の物などはかなり不気味ですが、猫の瞳みたいなレンズや白っぽいドラキュラみたいなレンズなど「カッコいいなぁ」と確かに興味は惹かれます。
が、やはり瞳に直接装着するもの。
本来は矯正用コンタクトレンズ同様に、カーブや度数などが厳密に設定された医薬品扱いがされて然るべき。
・・・なのですが、オシャレカラコンにそんな厳密なものはありません。
すると、どうなるか?
イギリス人で16歳のリー・カーペンターさんは、2015年のハロウィンでゾンビの仮装をした際、装飾用コンタクトレンズをはめて角膜に傷が付き、右目が不自由になってしまったという。
米国眼科学会によれば、矯正用でないコンタクトレンズは角膜炎になる確率が16倍も増え、レンズをはめている間に、視力が損なわれることもあるとのこと。
16倍って妙に具体的な数値なのが怖いですね。
ただでさえ、コンタクトレンズは角膜炎を起こしやすいと聞くのに、その16倍の確率で角膜炎を起こすって・・・。
角膜炎は「細菌感染」。その症状と視力低下・失明の危険性
角膜炎を簡単に言うと、黒目の表面を覆っている角膜が炎症を起こすことです。
通常、コンタクトレンズがかぶさっているのも角膜。
そんな角膜の炎症が起こる原因は「細菌」への感染。
不衛生なレンズを付けることなどによって発生します。
その為、コンタクトレンズを付けている人は角膜炎になりやすいとも言われます。
角膜炎になると
- 目がゴロゴロする
- 目にしみるような痛みを感じる
- 目が赤く充血する
などの症状が出るので、早めに眼科を受診することが必要です。
もし手当が遅れて悪化すると、視力が低下したり、ひどいと失明する危険があるそうです。
・・・というわけで、ハロウィン仮装はしても、装飾コンタクトレンズは止めましょう。
コミケでコスプレする人もカラコンは要注意です。
それでも「どうしても!」やりたい場合もあるでしょう。
そんな場合には
- 目がゴロゴロと違和感を感じたらすぐにレンズを外す。
- 絶対に目をこすらない。
- 安易に市販の目薬をささない。
- 早めに眼科を受診する。
これが鉄則です。
たった数時間の為に、一生泣くことのないよう気をつけましょう。
ハロウィンで片目コスプレは事故のモト?! 要注意!
ハロウィンで独眼竜政宗のような片目眼帯をする場合もあるでしょう。
(それはハロウィンじゃないって?)
ゾンビコスプレで包帯で片目を隠すこともあるかもしれません。
が、片目視力だけだと距離感がつかめなくなります。
- 物にぶつかったり
- 高低差のある所で転んだり
- 階段を踏み外したり
こんな事故が起こりやすくなります。
小さなお子さんがカボチャのお面をかぶっているのもたまに見かけますが、サイズが合わなくて片目の穴から外を見て歩いていたりします。
これがかなり危険なことは簡単に想像出来ますよね。後ろも振り向けませんし。
でもお菓子欲しさに突然走ったりするんですね。周りも見ずに!
側を自転車が通っていたりするととても危ないです。
お子さんが仮装して町を練り歩く場合には、いつもよりかなり注意してあげてください。
ちなみに我が家は今年はハリー・ポッターです。でも丸の伊達メガネではなく、通常使っている度アリのメガネ。
丸メガネじゃないとハリーっぽくはないのですが、裸眼で慣れない場所は危険なので背に腹は代えられません。
・・・というわけで、視界を狭めるようなコスプレは可能な限り避けて、楽しいハロウィンパーティーをお送りください。